薬の値段が安くなる「バイオシミラー」って何だ?

公開日: 更新日:

 がんの多くは効果の高い新薬の登場で治療成績が向上している。しかし新薬は値段が高く、負担が増えるのが治療費。知っておきたいのが「バイオシミラー」だ。

 がんに限らず、治療費が高額になる場合、日本では「高額療養費制度」が適用となる。その月の1日から末日までにかかった治療費がある一定の金額(自己負担上限額)を超えると、超えた分が払い戻される制度だ。

 しかし、言い換えると自己負担上限額を少しでも下回れば、高額療養費は適用されない。女性のがんトップの乳がんを例に出して言うのは、がん薬物療法専門医で、バイオシミラー啓発・普及に取り組む愛知県がんセンター乳腺科部の原文堅部長だ。

「乳がんでは治療費が自己負担限度額をやや下回るケースが少なからずあり、それが続くと家計の負担が増します。がんの治療は薬物の発展が大きく影響しており、同様のことがほかのがんにも当てはまります。薬剤費をいかに抑えるかが重要。この一つの解決策になるのが、バイオシミラーです」(原部長=以下同)

 バイオシミラーとは、ジェネリック医薬品(後発医薬品)のようなものだ。先発医薬品の特許が切れた後に、同等・同質の効果と安全性を国が承認した薬になる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網