「炎上系ユーチューバー」肥沼和之著

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「炎上系ユーチューバー」肥沼和之著

 デジタル化で物事が数字で可視化される現代では、コンテンツの「再生回数」「拡散された回数」「インプレッション(表示回数)」「コメント数」が金銭的価値を持つようになった。結果、正しく有益な情報よりも人々の注目を集める情報のほうが価値があるという「アテンション・エコノミー」という経済モデルが横行。

 この状況を利用して知名度や利益につなげようと現れたのが、過激な動画を投稿して再生回数を稼ぐ「炎上系」と呼ばれるユーチューバーたちだ。

 本書は、私人逮捕などで賛否両論を巻き起こして注目を集める「世直し系」ユーチューバーを例に、炎上動画の正体に迫るルポルタージュ。

 炎上した人や企業を叩くネット私刑や、人々がフェイクニュースに踊らされる理由など、SNS社会の闇を考察する。 (幻冬舎 1034円)

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