安倍首相真っ青 身内から「加計・森友」疑惑追及の火の手
東京都議選の大惨敗を受けて、自民党の足元に火が付いた!?――都議選の大きな敗因となった籠池・加計疑惑で、安倍首相への“忖度”など気にしていられないとばかりに、身内の自民党が性急な動きを見せている。
自民党の竹下国対委員長は3日、加計学園疑惑に関して野党が求めている国会の閉会中審査について、「国民に説明するため、どこかの局面で検討したい」と言明。月内にも開催する方向で調整に入った。
加計疑惑では、獣医学部新設が加計学園に絞られた経緯について、文科省が内閣府から「総理のご意向」「総理はお尻を切っている」などと圧力がかかったとする“加計文書”を公表しているが、財務省も内閣府も「記録がない」と議事録などの提出を拒否してきた。
だが、文科省でも最初は「見つからなかった」と言っていたメール文書が再度の調査で発見された。閉会中審査で野党から集中砲火を浴びせられれば、“安倍1強”がグラつき始めた今、これまで「ない」と言っていた議事録などが「見つかる」ことだって十分あり得る。
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