高橋乗宣
著者のコラム一覧
高橋乗宣エコノミスト

1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。

圧力一本やり 売られてもいないケンカを買って出る愚行

公開日: 更新日:

「さらに圧力を強化していくほかない」「強固な日米同盟の下、防衛態勢向上の具体的行動を進める」――。安倍首相は毎度おなじみのセリフを繰り返していた。

 核開発にミサイル発射実験と、北朝鮮が凄まじい勢いで軍事開発に猛進している。先月28日深夜にも、いよいよ米国の首都・ワシントンを射程に収めた可能性のある大陸間弾道ミサイル「火星14」を打ち上げたばかりだ。

 金正恩委員長の暴走に対し、安倍政権の対応といえば、首相がトランプ米大統領との“ホットライン”を通じて何やら会話。その後、日米同盟の強化と北朝鮮への圧力を強めるというワンパターンである。

 北朝鮮が軍事的挑発を仕掛けるたび、圧力を強め、また挑発を仕掛けたら、さらに圧力を強める繰り返し。これでは堂々巡り。どちらかが降りるまで延々と挑発合戦を続ける、危ういチキンレースとなるだけだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    事実上のクビ…イチロー現役引退の裏にマリナーズとの暗闘

  2. 2

    メジャー野球もチクリと イチロー引退会見で露呈した本音

  3. 3

    作家・吉川潮氏が分析 イチロー引退会見で感じた“不快感”

  4. 4

    竹田JOC会長が仏当局の聴取に「黒塗り」報告書提出のア然

  5. 5

    「めちゃイケ」終了1年…雛形あきこと鈴木紗理奈の現在地

  6. 6

    公私混同で失脚の舛添前都知事 野党で国政復帰の仰天情報

  7. 7

    洪水に襲われた農地に小型冷蔵庫!その中身に全米ホッコリ

  8. 8

    指導者に興味なしイチローにオリックス「オーナー」就任案

  9. 9

    安倍首相が“偽装”の施政方針演説 英訳でも錯覚工作の傲慢

  10. 10

    キムタクと中居“SMAP言及”に沸くファンと忖度TV局の温度差

もっと見る