日米共同バブル弾け...市場に否定される安倍バラマキ路線
日米共同バブルが一気にはじけた。NYダウが6日(現地時間5日)に前週末比1175ドル安と、リーマン・ショック時の記録をあっさり抜き、史上最大の下げ幅を更新。その流れを受けて日経平均も大幅に下落し、下げ幅は一時1600円を超えた。取引時間中としては実に約18年ぶりの急落である。
リーマン超えのダウ急落は、それだけトランプ米政権の経済財政運営に投資家の先行き懸念が高まっている証拠だ。米FRBは昨年あたりから、リーマン以来の低金利の緩和策から徐々に抜け出し、緩やかな利上げを続けていた。そこに10年間で1.5兆ドル規模の大型減税を打ち出したのが、トランプ大統領である。
米国第一主義に基づくトランプ減税には、米企業を元気づけ、経済を盛り上げる狙いがあるのだろうが、米国の財政にそこまでのゆとりはない。中国をはじめ、他国からの輸入も依然として増えている。つい最近までNYダウは史上最高値を連日更新していたが、その株価ほど米国の実体経済は回復していなかった。つまり、バブルだったのだ。
