斎藤貴男
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斎藤貴男ジャーナリスト

1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。

スルガ銀は偽造を認識…銀行が社会不安の元凶になる無残

公開日: 更新日:

 スルガ銀は近年、個人向けリテール融資に特化した“コンシェルジュバンク”を標榜している。などと言うともっともらしいが、主体はサラ金モドキのカードローンだ。そして銀行カードローンはスルガ銀だけの専売特許ではない。三井住友の「モビット」や三菱UFJの「バンクイック」など、メガバンクも地方銀行も、金のない人間を食い物にする卑しい商法にこぞって手を染めている。

 サラ金に依存した多重債務者の自殺や生活苦の問題がピークに達したのは2000年代前半。さすがに06年の貸金業法改正で上限金利が引き下げられ、年収の3分の1以上の貸し付けを禁じる総量規制も導入されたが、銀行は同法の対象外だ。

 そこで、全国ヤミ金融・悪質金融対策会議代表幹事を務める宇都宮健児弁護士が語る。

「低金利政策で企業融資や住宅ローンの利益が薄くなった銀行が、直接、消費者金融を始めた。15%前後の金利が取れますからね。大甘の審査で年収の何倍もの金額を、極端な話、無職者や生活保護受給者にまで貸し付ける。サラ金に保証させるのでリスクもないというわけです」

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