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重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

金融庁トップ交代 “再続投説”の森長官が失脚した3つの理由

公開日: 更新日:
退任が決まった森信親金融庁長官(C)日刊ゲンダイ

「歴代最強」とも呼ばれ、一時は超異例となる任期4年目突入さえ取り沙汰された森信親金融庁長官の今月17日付での退任が決まった。後任には遠藤俊英監督局長が昇格する。

 森氏は、東京学芸大付属高から東大へと進み、1980年に旧大蔵省入り。財務省大臣官房参事官、在ニューヨーク総領事… 

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