日銀が33兆円過大計上 安倍首相「家計は豊か」のデタラメ

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 日銀の統計で、家計が持つ投資信託が33兆円も過大計上されていた問題。「元気な家計で投資増」という“通説”は一夜にして崩壊した。

 家計や企業の金融資産の動向を示す「資金循環統計」が過去に遡って大幅に下方修正されていたのだ。

「資金循環統計は、年に1回、過去を含めてデータを見直します。ミスではなく、より精緻な基礎資料に基づいたものです。数十兆円規模の修正はままあることです」(日銀調査統計局金融統計グループ)

 数十兆円もの大チョンボでもミスじゃないとは驚きだが、市場は大混乱。日本証券業協会の鈴木茂晴会長は「こういった数字を見ていろいろ言っているので、間違ってもらうと本当に困る」とカンカンだ。

 注目すべきはそれだけではない。2017年12月末時点で109兆円とされていた家計の投資信託保有額は、実際は33兆円少ない76兆円だったのだが、過去の数値も修正された結果、14年末の約80兆円をピークにジリ貧であることも分かった。家計は元気どころか保守的になり、安定志向まっしぐらなのである。

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