「孤独のグルメ」に登場 町中華の名店が市場移転で消える
実は、移転をきっかけに閉店するのは中華シブヤだけではない。都内の小さな名店が続々と閉店に追い込まれている。
「創業約70年のさつま揚げ店『愛川屋』(東京・笹塚)が約3カ月前、移転が原因で閉店しました。他にも煮魚が名物の小料理屋や、いけすがある海鮮居酒屋も閉店したと聞いています。やはり、何かと便利な築地だからやっていけたというのが内情のようです」(移転問題を追及する建築エコノミストの森山高至氏)
市場移転で名店がどんどん消えていく。「ダイバーシティー」(多様性)を掲げる小池都知事は、食文化の多様性を守る気はさらさらないようだ。