有森隆
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有森隆ジャーナリスト

30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし取材・執筆中。「『ゴーン神話(マジック)』の終焉 日産を覆う不安の正体」(「月刊現代」2006年12月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号)などを執筆。「日産 独裁経営と権力抗争の末路――ゴーン・石原・川又・塩路の汚れた系譜」(さくら舎)を3月に上梓。

オリンパス損失隠し<上>生え抜き外国人社長を電撃解任

公開日: 更新日:

 オリンパスは2011年10月14日、マイケル・ウッドフォード社長を解任し、同日付で菊川剛会長が社長を兼務する人事を発表した。ウッドフォードは半年前の4月1日、末席の役員から25人抜きで社長に大抜擢されたばかりだった。

 菊川剛は14日の会見で、ウッドフォードの経営姿勢を「独断専横的で、日本の企業風土を理解していない」と強く批判した。しかし、2週間前の10月1日付でウッドフォードをCEO(最高経営責任者)に昇格させている。昇格を伝えるニュースリリースで菊川は、「彼の異文化への繊細な理解に感銘を受けた」と賛辞を惜しまなかった。

 ウッドフォードは英国籍で1960年生まれ。医療機器の営業マンとしてオリンパス英国子会社に入社。29歳で英国子会社の社長に就き、その後も医療部門を中心に現地の要職を歴任。欧州事業統括会社のトップとして、地域別営業利益221億円(10年3月期)を稼ぎ、米州の3倍以上の利益を上げる欧州事業の拡大に貢献した。その手腕を買われ、勤続30年の“生え抜き外国人社長”が誕生した。

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