近藤大介
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近藤大介「週刊現代」編集次長

東大卒、国際情報学修士。講談社で中国を中心に取材を続け、現在「週刊現代」編集次長。明大講師も務める。新著に「未来の中国年表」。著書多数。

形だけの覚書量産 “やってる感”と“対トランプ”で利害一致

公開日: 更新日:

「表の主役はむろん、安倍晋三首相と習近平主席さ。だが、裏の主役は、トランプ大統領だった。トランプが習近平をして日本に近づかせ、また安倍首相をして中国に接近し過ぎないようにさせた。それで安倍首相が望んでいた中国の地方都市視察もポシャった」

 こう証言するのは、25日から27日まで、日本の首相として7年ぶりに訪中した安倍首相に同行した日本政府関係者だ。この関係者が続ける。

「トランプ政権が仕掛ける対中貿易戦争に四苦八苦している中国側は今回日本への“微笑外交”、いや“つくり笑い外交”が徹底していた。3兆円規模の通貨スワップ協定、東シナ海ガス田の共同開発協議再開、海空連絡メカニズムの防衛当局会合開催……。日本側の要求は、ほぼすべてのんだ。一方、中国側が希望した第三国でのインフラ共同開発も、われわれが〈一帯一路という用語を使わないことが前提条件だ〉と言ったら、〈それでOK〉と返答。52ものプロジェクトなどで日中が覚書に調印した」

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