原油価格が急降下…すべての値上げ交渉に“冬の時代”が到来

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 原油価格の下落が止まらない。最近のWTI原油先物価格は1バレル=40ドル台半ばで推移している。10月には75ドルを超えていたから、まさに急降下である。世界的な景気の先行き不安から需要の見通しがパッとしないため、売りの圧力が強まっているのだ。

 国内の値上げ交渉は足を引っ張られている。ポリエチレンやポリプロピレンなどの合成樹脂は、原油を蒸留分離したナフサ(粗製ガソリン)から作られる。住友化学や日本ポリプロなどメーカーは、10月中~下旬分から5%程度の値上げ交渉をしていたが、不発に終わった。

「フィルムメーカーなどの大口顧客は秋の値上げは受け入れませんでした。12月のさらなる原油価格の下落を受けて、2月以降の出荷分については、値下げ要求を始めています」(大手商社関係者)

 フィルムメーカーの主張はもっともだ。実際に、樹脂メーカーのナフサの調達価格は下がるわけだし、フィルムメーカーは値上げの時、原油高を援用されてのまされてきた。逆もタイムリーに応じてもらわなければフェアでない。

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