安井裕司
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安井裕司

1970年、栃木県生まれ。法大社会学部卒、バーミンガム大学国際政治学部博士課程修了、国際政治学博士。2013年から現職。14年以降、神戸ユネスコ協会理事としてカンボジア、ネパール、モンゴルなどで留学生とともにボランティア活動に従事し、フィールドワークを実施。日本経済大学教授。

【中国】経済発展したからこそチャンスを求めて海を渡る

公開日: 更新日:

 改正入管法の施行まで残り2カ月を切った。当面、アジア9カ国から単純労働者の受け入れを拡大するが、最後は中国の事情を考えたい。

 周知の通り、中国は経済成長を遂げ、昨年の1人当たり名目GDPは約9000米ドル。受け入れ対象国の中で最も豊かな国だ。それに伴って来日する技能実習生も2012年には15万1354人に上っていたが、17年はほぼ半数の7万9959人まで減少した。

 しかし、内モンゴル出身で、日本の大学を卒業して大阪の不動産関連企業で働くAさんに聞くと、「14億の人口を抱える国ですから、日本に来て働きたい人はある程度はいますよ」と話す。彼は、「確かに中国は経済発展しました。しかし、貧富の格差は著しく、貧しい人は海外でチャンスを掴みたいと思うのです」と続けた。

 10年前に技能実習生として来日、現在は半導体大手に勤める山東省出身のB君は「中国が発展していても、日本の方がチャンスはあると思った」と語り、Aさんの話を裏付ける。

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