令和初の国賓も…日米首脳会談「共同声明」見送りの“真相”

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 日米間では、自動車と農産品、デジタル貿易の3分野で早期の合意を目指すことが確認されているが、4月末の日米首脳会談で、トランプは「5月末の訪日までに合意を得たい」と記者団に明言した。特に自動車分野では、対米輸出を減らすよう相当なプレッシャーをかけられている。日本の自動車業界が壊滅的危機に陥りかねない過酷な条件をのまされる可能性が高いのだ。

■選挙前に公表できない“密約”か

 そんな合意内容を公表したら、参院選を戦えない。だから、せめて選挙が終わるまでは黙っていることにして共同声明を見送る。一種の密約である。

「トランプの言いなりの安倍首相には、抵抗する術も交渉能力もない。25%の関税が嫌なら、自動車輸出の数量規制を受け入れるしかないのが実情です。トランプ訪日に先立ち、ライトハイザー米通商代表部代表が24日に乗り込んできて、茂木経済再生相と会談しますが、そこで具体的な数値などが話し合われるでしょう。ただ、日本側が選挙後まで公表しない密約にしようとしても、再選を目指すトランプが帰国後に手柄として話してしまうかもしれない。日本がのまされる条件次第で、衆院の解散圧力は高まります。公表前にダブル選挙にしてしまわないと、次の衆院選が苦しくなる可能性があるからです」(経済評論家・斎藤満氏)

 安倍官邸は、トランプとのゴルフや大相撲観戦で日米の強固な結びつきをアピールし、外交成果にするつもりだが、こんな目くらましにだまされてはいけない。華やかな外交ショーの裏で、何を差し出しているか分かったもんじゃないのだ。

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