ネトウヨブログを信じた読者は多額の賠償責任を負うはめに
ネトウヨブログ「余命三年時事日記」にあおられ大量懲戒請求を行った読者と不当な請求をされた弁護士の間で、法廷バトルが繰り広げられている。
懲戒請求された弁護士の数は160人前後だといわれているが、正確な数字は明らかでない。弁護士の多くが懲戒請求されること自体を不名誉だと考えるからだ。
そんな中、7人の弁護士がブログ読者(懲戒請求者)の提訴に立ち上がった。懲戒請求の理由が必ずしも一緒でないことから、提訴の内容もそれぞれ違う。だが、ブログ読者たちの懲戒請求が「不当」であるという主張では一致している。
佐々木亮弁護士は2017年6月に最初に懲戒請求された10人のうちの1人だ。SNSで自分にねぎらいの言葉をかけた嶋﨑量弁護士、北周士弁護士まで懲戒請求されたことで提訴に踏み切った。理由はこうだ。
「ネット上の少数者(この場合は弁護士)に対する大量の悪意に対して、しっかり対抗することが同様の行為の防止につながると考えました」
嶋﨑、北の両弁護士も提訴に加わった。