太刀川正樹
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太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

韓流スターもこぞって寄付 自治体は貧困世帯に4.5万円支給

公開日: 更新日:

 全羅北道の全州市(人口約65万人)の議会は先週、貧困世帯5万人に支援金52万7000ウオン(約4万5600円)の給付を議決した。新型コロナウイルスをめぐり、所得支援を打ち出した地方自治体は初めて。慶尚南道知事や京幾道知事は政府に国民1人当たり100万ウオン(約8万6600円)の支給を求めたが、青瓦台(大統領府)は拒んだ。実現には51兆ウオン(約4兆4300億円)の予算措置が必要だ。到底不可能な数字だから、国会議員選挙(4月15日投開票)をにらんだパフォーマンスのニオイもぷんぷんする。

 感染者の8割以上を占める大邱市や隣接する慶尚北道を助けようという動きが地方自治体に広がっている。特産品の果物や野菜、チーズなどの乳製品を送るキャンペーンが全国でスタート。政治的背景から地域感情が根強い韓国では、歴史的に慶尚道と全羅道の対立は激しい。朴正煕大統領や長女の朴槿恵大統領、続く李明博大統領などの保守政治家を生んだ慶尚道に対する国民の目は厳しい。

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