古賀茂明
著者のコラム一覧
古賀茂明元経産官僚

1955年、長崎県生まれ。東大法卒。通産省へ。行政改革などにかかわり、改革派官僚として名を馳せる。2011年に退職、評論活動へ。「日本中枢の崩壊」(講談社)が38万部のベストセラー。近著は「国家の共謀」(角川新書)、「官邸の暴走」(角川新書)

“お家芸”の半導体と液晶パネルが壊滅状態 電機産業の現実

公開日: 更新日:

 前回は、日本経済が沈みつつあり、国民が貧しくなっているということを書いた。その大きな原因のひとつが、日本産業の没落だ。

 その典型例が日本産業の屋台骨となってきた電機産業の惨状だ。多くの分野で日本企業が世界を席巻していたのは「過去の栄光」。今はあらゆる先端分野で、米韓中台の企業の後塵を拝している。

 トップ10に日本企業が5社、トップ3を独占などと日本企業の独壇場だった半導体事業がその典型だ。今や東芝系のKIOXIAが9位に入るだけで、ほぼ壊滅状態だ。

 もうひとつの日本のお家芸・液晶パネルでも、大型(テレビ向けなど)では韓国・中国企業に完敗し、唯一残っていたシャープが、事実上破綻して台湾メーカーとなった。中小型(スマホ向けなど)では、負け組(日立製作所・東芝・ソニー)日の丸連合と揶揄されたジャパンディスプレイ(JDI)も死のふちをさまようありさまだ。

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