渡辺周
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渡辺周「ワセダクロニクル」編集長

1974年、神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、日本テレビに入社し、2000年から朝日新聞。高野山真言宗の資金運用や製薬会社の医師への資金提供の実態をスクープしたほか、原発事故後は長期連載「プロメテウスの罠」取材チームの主要メンバーとして活躍した。2016年3月に退社、ニュース組織兼発信媒体「ワセダクロニクル」の編集長に就任。

北が欲しがるリストに掲載されたロボット・工作機械の人材

公開日: 更新日:

プルトニウム製造係長 竹村達也さん

 プルトニウムの技術者である竹村達也と同様、北朝鮮が欲しがる人材が警察の「拉致の可能性を排除できない事案に係る方々」の中にいないか。私はワセダクロニクルのメンバーと共に、リストに掲載された人物をシラミつぶしに調べていった。過去の新聞記事や、失踪者の拉致の可能性を調べている民間団体「特定失踪者問題調査会」の調査結果を、警察のリストに載っている名前と照合した。

 すると、大学生や大学院生、国家公務員、自衛隊員などの肩書を持った人たちが出てきた。大学生と大学院生は56人、公務員は動燃の職員だった竹村を含め11人、自衛官は退職者も入れて5人いた。

 この中で特に気になったのは2人の人物だ。

■軍事技術に役立つ可能性

 1人は横浜市金沢区の河嶋功一。警察のリストでは、失踪当時23歳で無職、身長は167センチくらいだと記して、こう書かれている。

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