児玉愛子
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児玉愛子韓国ウオッチャー

韓流エンタメ誌やガイドブックの企画・取材・執筆を行う韓国ウオッチャー。韓国映画のほか、日韓関係についてのコラムも新聞やウェブサイトに多数、寄稿している。

文政権を直撃する不動産政策の失敗…支持層の30代がソッポ

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 韓国の文在寅大統領の支持率が下落している。大きな要因は2つ。ひとつは元秘書からセクハラで刑事告訴された現職のソウル市長が自殺した件だ。

 クリーンなイメージを打ち出してきた文政権だが、忠清南道知事や釜山市長、ソウル市長といった大統領に近い人たちが次々と性欲にかられて「逮捕」「辞職」「自殺」という結末を迎えている。

 これには文政権を支持してきた女性たちも呆れるしかない。

 もうひとつは「不動産政策」の失敗だ。ソウルへの一極集中で不動産の高騰が続いている。文大統領は「価格の正常化」を訴えてきたが、政権発足からソウルのマンション価格は1・5倍に上昇。中心部ではわずか1年で価格が2倍になったマンションもあるという。

 ここまで不動産価格が高騰した一番の原因は、投資目的で購入する人が多いからだ。韓国には伝貰という不動産賃貸システムがある。入居する際、家主にまとまった保証金を支払うもので、金額は物件価格の5~8割程度。日本円で数百万~数千万円になる。

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