相澤冬樹
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相澤冬樹大阪日々新聞・元NHK記者

大阪日日新聞(新日本海新聞社)論説委員・記者。1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを経て現職。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。

「私と夫の立場に立って」赤木雅子氏に3人が目線を向けた

公開日: 更新日:

 財務省の森友公文書改竄事件を巡り、上司に改竄をさせられたことを苦に命を絶った近畿財務局の職員、赤木俊夫さん。その妻、赤木雅子さんが国などを訴えた裁判で赤木さんは、夫の死の真相につながる情報の提供を国に求めた。ところが国は「損害賠償のためには改竄の経緯や内容などの事実は必要ない」と拒否してきた。

 そこで14日の法廷では急きょ赤木さん本人が意見を読み上げた。被告席に国の代理人の訟務検事や財務省、財務局の担当者がずらりと並ぶ中で。

「国は、夫が改竄に追い込まれた具体的経緯や、夫が作成した(改竄に関する)ファイルやメモが存在するかどうかについて、回答する必要がないと主張しました。私はこの回答を聞いて、夫のことがかわいそうになりました。涙があふれました。夫が亡くなった真相を知りたいとお願いしているのに『そんなこと知らなくていい』と言われた感じがします。お願いですから私と夫の立場に立って下さい。皆さんの大切な夫や妻や子どもが自殺に追い込まれたことを想像して下さい。『そんなこと答える必要はない』という回答がどれだけ遺族の心を傷つけるか想像できると思います。私は真実が知りたいだけです。夫が作成したファイルやメモを開示し、自殺に追い込まれた具体的な経緯を教えて下さい。よろしくお願い致します」

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