著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

石原莞爾は「次は日本とアメリカの戦争になる」と断言した

公開日: 更新日:
石原莞爾(1947年5月撮影)/(C)共同通信社

 東條英機がドイツに駐在したときに、第1次世界大戦から学んだのは精神論に基づいた軍事論であった。理論よりも感情を重視するこの将校は日本に戻って陸軍大学校の教官を務めたが、その講義は極めてドイツに肩入れした偏狭な内容であったと語り伝えられている。それと対比させられたのが、永田鉄山の… 

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