岸田新総裁は甘利氏を幹事長に起用…ネットでは「金小僧が幹事長室でカネを渡すのか」と冷めた見方
<既定路線とはいえ、まさか本当になるとは……>
ネット上には驚きと呆れの声が相次いでいる。自民党の岸田文雄新総裁(64)が、幹事長に甘利明党税調会長(72)を起用する方針で、最終調整に入ったと報じられているからだ。
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甘利氏は今回の総裁選で、いち早く岸田氏の支持を表明。党所属の国会議員らが「勝ち馬探し」に右往左往する中、派閥幹部に岸田氏指示を訴えたとされる。
まさに「論功行賞人事」そのものだが、それよりも有権者が驚いているのは政権与党の「幹事長」という要石に「疑惑の人物」を選んだことだろう。
甘利氏の疑惑とは、安倍政権で経済再生担当相だった2016年1月、「都市再生機構(UR)」の土地売却をめぐり、大臣室で、業者からURとの補償交渉についての相談を受けて対応した際、現金を受領していたと報じられた問題だ。