著者のコラム一覧
孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

日中関係を過去の合意4文書を基礎に

公開日: 更新日:
長い見地と大局で見る(日中交流式典に臨む中国の江沢民国家主席と橋本元首相=右、北京、2002年)/(代表撮影・共同))

 2月23日、岡山市に赴いた。同市日中友好協会主催の講演会(「平和の道の探求-ウクライナ戦争、台湾問題を超えて-」)と、互礼会に参加するためだ。

 多くの人と名刺交換したのだが、あることに気付いた。普段、私の講演を聞きに来る層と違ったのである。名刺交換した2人は自民党国会議… 

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