第1次近衛文麿内閣は、昭和14(1939)年1月の総辞職で終わった。1年半の在任期間であった。この期間は日中戦争が始まり、不拡大を模索した近衛が軍部に敗れるという歴史とも言えた。近衛自身、死後に刊行された書(「失はれし政治<近衛文麿公の手記>」)の中で、正直にその総括をしている… 
                
                                                    
                                
                                                        
                                                    
                                
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