著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

天皇を巧みに利用してきた東條英機

公開日: 更新日:
演説する東條英機(1943=昭和18=年11月7日)/(C)共同通信社

 重臣として、天皇に意見を述べた時の東條英機の発言内容は、すでに聖慮が明らかになった以上、私は意見を控えると言いながら、その実、現状でこの宣言を受け入れることには反対の内容を伝えている(8月10日)。これは聞きようによっては天皇の意思そのものに反対と言っているかにさえ見える。承詔… 

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【連載】保阪正康 日本史縦横無尽

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