税収は過去最高でも国民に還元する気なし…《石破さん、今、還元しないでいつやるのさ》とフルボッコ

公開日: 更新日:

■国会議員の厚遇に慣れて庶民生活を忘れてしまったのか

 石破首相は物価高対策として、低所得者向け給付金の支給や生活者支援策を自治体などに促す考えを示しているものの、小手先の対処療法では焼け石に水。国民民主、公明、自民の3党で合意した、ガソリン税に上乗せされている暫定税率の廃止はもちろん、消費税を含めた幅広い減税策を今こそ機動的に打ち出すべきではないのか。

 石破首相は予算委で、「国民の皆様に還元したいと、我々も思っている」と言い、法人税収の伸びについても「企業の業績が絶好調」との見方を示した一方、「国民の皆様方にお返しできるほどの税収増があるのか。それよりは国の財政状況、不測の事態に備えて、さらに安定させていくことも必要なのではないかと考えている」と持論を展開。

 この石破首相に答弁が報じられると、ネット上では《過去最高の税収でも国民に還元しない。ならば、どのような状況になった時であれば還元するのか》《増税、増税で絞り取りながら、国民生活が苦しい時にも絶対還元しない自民党》《石破さん、今、還元しないでいつやるのさ》……などと“怒りのフルボッコ”状態となった。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?