前代未聞、凪の政争…気も狂わんばりの旧安倍派の今後

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政争の真っただ中、凧の政局(C)日刊ゲンダイ

 政治日程、世論で優位に立つ石破執行部だが、裏金議員、旧派閥のボスたちはここで干されたらオシマイだけに、右往左往だろう。内ゲバが批判され動くに動けないメンメンを石破が切り捨てれば大したもんだが、挙党一致でごまかすのか。凪の政局の今後の見立て。

  ◇  ◇  ◇

 26日も東北から九州北部にかけて猛烈な暑さとなった日本列島。東京都心では35.1度を観測し、猛暑日(最高気温が35度以上)は9日連続。年間日数は22日で、それぞれ2022年の統計史上最長記録、23年の同最多記録に並んだ。都内のオフィス街などではサラリーマンや観光客らが顔を紅潮させ、グッタリした様子で額に浮かんだ汗をハンカチで懸命にぬぐったり、うちわであおいだりする姿が見られた。

 東・西日本では9月初めまで続くとみられる“灼熱地獄”。「熱中症対策の徹底を」「不要不急の外出を避けて」「クーラーを適切に使用して体を冷やすべき」……。テレビや新聞で報じられるニュースは連日、猛暑関連の話題ばかりだ。一見すると、世間では何も起こっていないようにも思えるが、実際はそうではなく政争の真っただ中。自民党の「石破おろし」だ。

「参院選の結果分析と課題の洗い出しも進んできた」 

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