公明党は抵抗のふりだけか? 高市自民の連立相手を国民はよーく見ているのだ

下駄の雪だった公明党も逡巡するほどの高市新執行部の居直り人事と危険性。だったら縁切りすればいいものを公明グダグダで、国民民主にいたっては選挙結果を忘れて、権力にすり寄りたい卑しさがミエミエだ。
こんな総裁が政権を担い、その補完勢力になるのであれば、国民敵視も同然だ。
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「下駄の雪」と揶揄されてきた公明党が、異例の抵抗を続けている。
7日に高市総裁のもと、自民の新執行部が発足。これを受けて自公双方の役員が会談した。高市と斉藤代表に加え、鈴木、西田両幹事長が約1時間半にわたって協議。普通なら、新執行部発足後、すぐに連立継続の合意文書がかわされるのだが、今回は公明が突っぱね揉めている。連立合意は持ち越しとなった。
公明は①「政治とカネ」の問題②歴史認識問題③過度な外国人の排斥問題──の3点について、高市に懸念を表明。最大の問題は①の裏金だ。会談後、斉藤は9月の公判で旧安倍派の元会計責任者が、パーティー収入のキックバック再開を求めたのが下村博文元文科相だと証言したことを念頭に「いろいろな証言が出てきている。しっかりとした全容解明の姿勢が必要だ」と指摘。企業・団体献金の規制強化も求めた。
憤る公明党内からは「連立離脱論」まで出ているというから穏やかじゃない。