トランプ大統領きょう来日も注目度イマイチ…米朝首脳会談にアジア歴訪のハイライト持っていかれる

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 来日中は6年半ぶりとなる天皇との会見、高市首相と初の日米首脳会談、米軍横須賀基地訪問、北朝鮮による拉致被害者家族との面会など、予定が目白押し。29日に韓国・釜山へ飛び、APEC(アジア太平洋経済協力会議)開催地の慶州へ移動して李在明大統領と会談。関連会合に顔を出し、30日に釜山に戻って通商問題で対立する中国習近平国家主席と会談に臨む運びだ。その後は帰国の途に就くことになっているが、日頃からラブコールを送る金正恩朝鮮労働党総書記に会うため、板門店へ向かうとみられている。

 2人が再会すれば、2019年6月以来。ハノイ会談の決裂から4カ月後のことで、あの時も板門店だった。トランプ大統領は現職の米大統領として初めて北朝鮮に足を踏み入れた。在韓ジャーナリストの朴承珉氏はこう言う。

「JSA(共同警備区域)見学ツアーは来月初旬まで中止。米朝は3カ月前からシンガポールとマレーシアで接触を重ねてきたとの情報もある。金正恩氏は前回、軍事境界線を越えて韓国(国連)側での面会に応じましたが、今回は北側で行われる可能性が高い。一昨年末、韓国を『敵対国家』に規定したことが背景にあります」

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