トランプ大統領きょう来日も注目度イマイチ…米朝首脳会談にアジア歴訪のハイライト持っていかれる
米国のトランプ大統領のアジア歴訪が始まった。26日はマレーシアに入り、ASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議の夕食会などに出席。27日午後、来日する。滞在期間はツアー最長の2泊3日。外交手腕が試される高市首相は張り切るが、注目度はイマイチ。米中首脳会談が控えるほか、事実上4回目の米朝首脳会談も実施される公算大だからだ。実現すれば、歴訪のハイライトを持っていかれる。
クアラルンプール国際空港で伝統的ダンスで歓迎されたトランプ大統領は、小躍りで応じるなどご機嫌。その足でタイとカンボジアの和平合意調印式に立ち会い、「画期的な一歩」「地域の未来を築く一助となれることを誇りに思う」と自画自賛した。両国は数十年ぶりとなる激しい軍事衝突後、米国の仲介で停戦。ノーベル平和賞を欲しがるトランプ大統領が、第2次政権で終わらせたと主張する「8つの戦争」のひとつなのだ。「24時間以内に終わらせられる」と豪語したウクライナ戦争は出口が見えず、やたらと「和平の数」にこだわっている。
■板門店で6年ぶりの再会か


















