AI駆使して透明化 政治に声を届ける「1%の直接民主制」を実現したい
私たちの究極的な目標は、未来に対して希望が持てる社会づくりです。そのためには政治・経済のアップデートが欠かせません。政治は、いろんな人が情報を交換し合いながら合意形成できるポイントを探る営みであり、情報技術との親和性が高いと思います。AIを使って膨大な意見を集約・分析するブロードリスニングという技術を駆使すれば、一定の合意ポイントに低コストで到達することが可能です。月並みな言い方ですが、AIを使えば「みんなの声がしっかり届くような政治をつくる」ことができるのです。
もちろん、現時点のAIは熟議を実現するには技術的な限界があります。しかし、24時間365日参加できる熟議プラットフォームみたいなものがあれば、今までとは違う議論もできるはず。その試みのひとつが、チームみらいの「しゃべれるマニフェスト」でした。マニフェストに関する情報を羅列するだけではなく、いつでも誰でもマニフェストへの疑問や意見をぶつけられるAIチャットを組み込み、それに対してAIが「なぜそう思うのか」「こういう意見もある」とインタビューする仕組みにしました。


















