トランプ大統領「核実験再開」本当にやるのか…しかも米中首脳会談直前に突如宣言のナゼ
                        
 それにしても、なぜこのタイミングで「核実験再開」をブチ上げたのか。上智大教授の前嶋和弘氏(現代米国政治)が言う。
「本当に実験するかどうかはともかく、トランプ氏は中国の核軍拡を警戒しています。あえて首脳会談の直前に発表することでプレッシャーをかけたのでしょう。トランプ氏の言う平和は『力による平和』であり、むしろひと昔前の核軍拡競争の時代へと逆戻りしかねません。米国が核実験を再開することで、他の核保有国にも実験の口実を与えることになります」
■ノーベル平和賞推薦は撤回必至
 そんなトランプ大統領に、高市はノーベル平和賞の推薦を出すつもりだ。昨年、日本被団協が「核なき世界の実現への努力」を認められてノーベル平和賞を受賞したのに、核実験をチラつかせるトランプ大統領に媚びて被団協の功績に泥を塗るつもりか。
「ノーベル賞への推薦が建前であっても、そもそも軽々に言うべきではありませんでした。日本政府は『核実験再開』発言にノーコメントですが、それでいいのでしょうか。唯一の被爆国として明確に核実験反対の意思表示をしなければ、国際社会に『日本も核を持つつもりなのか』と誤ったメッセージを与えかねません」(前嶋和弘氏)
                    

 
                             
                                        

















 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
         
         
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                