片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない
ところが実際は添付されていないし、そもそも作成もされていない。開示文書などから判明した新事実を川内議員が突き付けると、片山財務大臣は「近畿財務局は調書が添付されていないことを恐らく把握していた」とした上で「必要だったことを失念していたのではないか」と答弁した。「把握」しているのに「失念」とは、いかにも“苦しい”答弁だ。
この後、片山大臣は傍聴席を見上げ、亡くなった赤木俊夫さんについて「改めて心よりお詫び申し上げますし、謹んでお悔やみ申し上げます」と陳謝し深々と一礼した。これはなぜなのか? 14日の会見で質すと、
「川内委員が冒頭にご遺族が傍聴席にいらっしゃるとおっしゃったものですから、どの方か私から見えないので確認はできないけど、そちらを向いて頭を下げるのが当然と思いました」
では、評価調書について「把握」しながら「失念」したという矛盾については……。
「評価調書の作成を失念していたということです。その上で、通知に調書が添付されていないことは把握していた」


















