「まだ足りない」と自民党…トリプル安でバラマキ補正に「トラス・ショックの二の舞か」と市場戦慄

公開日: 更新日:

トラス政権さながらの「高市ショック」が起きかねない

また「2万円給付」を引っ張り出してきた小林鷹之政調会長(C)日刊ゲンダイ

 リフレ派を集め、バラまけば、景気が上向くという単細胞と選挙目当ての下心、米国にすり寄る軍拡爆買い、すべてが邪な巨額補正を市場が容認するのか。トリプル安加速ならば、トラス政権の二の舞いだ。

  ◇  ◇  ◇

「責任ある積極財政」をブチ上げ、いい気になっている高市政権の無節操に、市場が警告を送っている。

 19日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落し、終値は前日比165円28銭安の4万8537円70銭だった。約3週間ぶりに節目の5万円を割り込んだ前日に続く株安である。

 国債市場では、長期金利の指標である新発10年債の利回りが一時、前日より0.030%高い1.775%に上昇。これは、2008年6月以来、17年半ぶりのことだ。20年債は約26年半ぶりの高水準となり、30年債と40年債はそれぞれ過去最高を更新した。

 外国為替市場に目を転じると、1ドル=156円台に突入。ユーロ円では1ユーロ=180円前後と、1999年の導入以来、史上最安値という状況だ。

 19日は、片山財務相と城内経済財政相が日銀の植田総裁と会談。終了後、片山は報道陣に、植田総裁から徐々に利上げを進めていく日銀の姿勢に関して説明を受けたと明かし… 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り2,391文字/全文2,923文字)

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    高市首相の沖縄「慰霊の日」追悼スピーチは99%安倍元首相のコピペ…唯一の違いは旧日本軍の神聖化

  2. 2

    高市首相は筋金入りの嘘つき! 経歴詐称疑惑で米下院関係者が決定的証言「インターンだった」SNSで猛拡散

  3. 3

    高市早苗氏に経歴詐称疑惑…事務所が認めた!「議会立法調査官」は“造語”だった

  4. 4

    高市首相の“恥”行動が海外に飛び火! 英タイムスがG7外交をディスり、英FTは国内財界との没交渉ぶりを暴露

  5. 5

    国民民主に公認取り消された娘が自死、母親も追うように…党内を震撼させた玉木代表の「長文釈明」

  1. 6

    高市首相の「反社会性パーソナリティー」を精神科医が懸念…海外メディアもG7での“虚勢”をさらし上げ

  2. 7

    注目の集中審議で高市首相が“錯乱答弁”連発…「中傷動画」「サナエトークン」野党質問を圧殺し被害者ヅラ

  3. 8

    高市首相「小渕優子の乱」に真っ青! インナー辞任で4月消費税減税に暗雲…安易な“争点潰し”の大きすぎる代償

  4. 9

    高市首相また国会で火ダルマ…中傷動画や暗号資産疑惑めぐり“小芝居”炸裂の答弁修正

  5. 10

    維新の念願「都構想」は絶望的…足元見た高市首相が吉村代表に“諦めろ”と引導渡す

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    橋本環奈に近日ゴールイン説が再浮上…破局説も流れた中川大志と表参道デート&高級パジャマ

  2. 2

    「コンサル」名乗るシニアは「ほぼ無職」 それでも「自分は現役ホワイトカラー」の仮面を外せないオジさんたちの終わりなき戦い

  3. 3

    映画「エルヴィス」にはガッカリだったが、今度の「Michael/マイケル」はいい!

  4. 4

    美輪明宏さんが生前“予言”していた「フジテレビの惨状」と訴え続けた「平和への思い」

  5. 5

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  1. 6

    亀梨和也&田中みな実がゴールイン! 昨年の破局説に亀梨ファンは一時“安堵”も…突然訪れた「ツラい現実」

  2. 7

    二宮和也"嵐解散"発言が物議…再始動を望むファンに突きつけた現実と意外な肯定意見

  3. 8

    天皇皇后が訪問したオランダ・ベルギーの次期王位は「女王」に…欧州では男系優位の「サリカ法典」は過去のもの

  4. 9

    高市首相「小渕優子の乱」に真っ青! インナー辞任で4月消費税減税に暗雲…安易な“争点潰し”の大きすぎる代償

  5. 10

    高額療養費制度があるから医療保険はいらない? 病院の窓口業務を行う筆者が実際に骨折して感じたこと