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西村カリンジャーナリスト

仏の公共ラジオ「ラジオ・フランス」とリベラシオン紙の特派員。1970年、仏で生まれ、2004年末から20年までAFP通信東京支局特派員。近著に「Japon,la face cachée de la perfection(日本、完璧さの隠れた裏側)」、初の小説「L'affaire Midori(みどり事件)」。

「台湾有事」について政府が説明すればするほど意味不明

公開日: 更新日:
総理大臣が、自分で考えたシナリオを国会でアドリブで語るのは…=11月7日(C)日刊ゲンダイ

 高市早苗内閣の発足から1カ月もたたないうちに、日中関係が極めて厳しい状況に落ちてしまった。いつか日中関係が悪化すると思っていたが、こんなに早い段階で起こるとは想定外だった。中国が高市首相の行動や発言をしっかり監視していたのは間違いない。だからこそ注意すべきだった。

 台湾… 

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【連載】西村カリン ニッポン見聞考

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