レーダー照射で日中対立激化…習近平指導部による「高市威圧」次のシグナル

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 軍事ジャーナリストの世良光弘氏は言う。

「レーダーには『捜索用』、狙いを定める『火器管制用』の2種類があり、電波の周波数が異なる。艦艇などはそれぞれの機器を積みますが、スペースが限られる戦闘機は1つの機器のモードを切り替えて使用する。不測の事態につながるロックオンを意図せず短時間に繰り返すとは考えにくい。一方、ロックオンされた側のコックピットはその間、アラームが鳴りっぱなし。緊張感は想像を絶します」

 日中戦闘機の距離は1回目が28マイル(52キロ)、2回目は80マイル(148キロ)と報じられている。

■2001年には中国海軍機が米軍機に体当たり

「戦闘機が向かい合っていれば、ものの10秒でかち合う距離です。中国側は訓練海空域を事前公表したと主張しますが、時間帯や飛行する機体数などは知らせていない。実態はやりたい放題です。事態がエスカレートすれば、中国の艦艇が空自機をロックオン、海上自衛隊の艦艇をロックオンする状況も想定し得る。2001年には海南島事件が発生した。海軍基地を擁する島から110キロほど離れた南シナ海上空で偵察活動をしていた米海軍機に対し、中国海軍機が威圧の末に体当たり。米軍パイロットは不時着して中国に身柄を拘束され、中国軍パイロットは行方不明となった。日中の今後は予断を許しません」(世良光弘氏)

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