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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

米トランプ政権ミラー補佐官とは何者なのか?「力の論理」叫び強硬策を主導

公開日: 更新日:

■第1期政権のスピーチライター

 いったいミラー補佐官とは何者なのか?

 彼は第1次トランプ政権では移民・国境政策の主要な設計者であり、トランプ大統領のスピーチライターでもあった。トラベルバン(特定の国を対象にした入国禁止措置)や家族分離政策を含む強硬な移民政策の多くは彼の主導で準備され、大統領自身が「自分よりも強硬だ」と評したと報じられている。

 第2次政権では次席補佐官(政策担当)および国土安全保障アドバイザーとして、大統領令の起草にも深く関与している。ホワイトハウス内部では彼を「政策面の首相」と比喩的に呼ぶ者さえいるという。

 アメリカは2025年12月に発表した国家安全保障戦略で、これまでの同盟外交から距離を置き、地域的影響力を最優先する方針へと転換した。この戦略の基礎をつくった人物の一人がミラー補佐官である。今後ベネズエラ、グリーンランド、メキシコ、コロンビアといった複数の軸で西半球戦略を同時に展開し、中間選挙までに既成事実化しようとしているという見方もある。ミラー補佐官はその象徴だ。

(シェリーめぐみ/NY在住ジャーナリスト)

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