血税855億円が選挙に消える…「病人増税」強いる高市政権の無責任すぎるムダ遣い

公開日: 更新日:

 全国がん患者団体連合会などから〈月毎の限度額については十分に抑制されていない〉との声が上がる一方、高市政権は「制度の持続可能性」を盾に譲らない。

 しかし、855億円ものカネがあれば、再度の「凍結」は可能だ。引き上げ撤回を求める全国保険医団体連合会(保団連)の事務局次長・本並省吾氏が言う。

「上野厚労相は今月9日の会見で、制度見直しによる保険料への影響に関し、2026年度は約700億円の削減見込みと明らかにしました。つまり、700億円あれば少なくとも1年は引き上げを中止できる。そもそも、保険料負担の軽減のために、万が一の時の保険給付を削ること自体、おかしな話。なぜ、もっと公費を投入しないのか。当会が療養費制度を利用したことのある人を対象に上限額の引き上げによる影響を聞いたところ、約7割が『受診の間隔を延ばす、見送る』と回答しました。こうした受診抑制すらも政府は加味して保険給付を抑制しようとしています」

〈困った時には助け合い、安心して家庭を持ち、夢を持って働ける国へ〉──。自民党の政権公約に高市首相が記したメッセージの一部だが、やっていることは真逆。助け合いの最たる高額療養費制度に手を付け、患者にツケを回すような国には、安心感も夢も抱けない。

  ◇  ◇  ◇

 衆院選めぐる自民党の動きは【もっと読む】【さらに読む】で詳しく報じている。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    「愛子天皇」潰しが国会の最優先法案? 麻生副総裁の野望に振り回される皇室と国民生活

  2. 2

    高市首相「中傷動画」への“追及地獄”継続確定! 与党の自民維新が大混乱で「会期延長」不可避

  3. 3

    高市早苗氏“性豪伝説”の原点…幻の自伝に綴った「飲みィのやりィのやりまくり」の赤裸々性体験

  4. 4

    高市早苗氏が起こした“国会破壊”未遂…議運委員長なのに自分勝手なルール変更を画策

  5. 5

    高市首相ようやく国会で答弁も…中身は「言い訳全開」で反省ゼロ! すべて「人のせい」の恐るべき厚顔

  1. 6

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ

  2. 7

    国会空転の“戦犯”高市首相「トンズラ常習」の履歴書 集中審議そっちのけ、チヤホヤ確実会合には長時間滞在

  3. 8

    シリーズ「憲法と日本人」(38)歪んだナショナリズムの系譜──占領憲法論の堂々巡りを排す

  4. 9

    「麻生太郎は令和の藤原道長だ!」野田佳彦元首相が皇室典範改正案に激怒、執拗に“口撃”する思惑

  5. 10

    いよいよ経済破綻に現実味…憑かれたような高市暴走の裏に何があるのか

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ