「時代遅れ感がつきまとった」野田&斉藤共同代表がW辞任表明でも…中道の党立て直しはイバラの道

公開日: 更新日:

「比例上位に公明候補を何人も並べたのはやりすぎだった。公明との交渉を仕切った安住共同幹事長と馬淵選対委員長には怨嗟の声です。2人とも落選しましたが、『当選しても議員辞職だ』と怒っていた人が少なくありません」(別の立憲関係者)

 問題は参院だ。新党発足時には「選挙後に合流」としていたが、この大惨敗では参院の立憲が付いてくるのかどうか。

「ほとんどの人が新党について何も聞かされていない。参院にはリベラル色の議員も多い。参院は当面、立憲のままでいた方がいいんじゃないか」(立憲の参院議員)

 もっとも、中道は曲がりなりにも「野党第1党」だ。ゆ党の国民民主党参政党は政策実現で与党にすり寄るだろうし、議席を増やしたチームみらいも是々非々路線。自維で352議席の超巨大与党に立ち向かう野党がいなければ、民主主義の火は消えてしまう。

 ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

「元々、今年4月をメドに発足させるつもりだった新党が、急な総選挙で早まった。立憲側は統一名簿方式を想定していて、新党になったのは公明・創価学会主導。それで比例順位も政策も公明に譲ってしまったため、選挙は失敗したわけです。しかし、ここで党が分裂しても、比例の議席をどうするのかなど混乱を招くだけ。新党をつくった以上、組織体制と政策をもう一度すり合わせ、広くリベラルも入ってこられるよう練り直す必要がある。分裂したらさらに多党化が進み、大政翼賛会です。自民との対立軸を持っている野党第1党の存在は大事です」

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  2. 2

    働かない高市首相がお盆休み満喫…4日間「終日公邸」おこもり、いよいよ剥がれる“鉄の女”のメッキ

  3. 3

    ラブホで愛人と休憩中にバスローブ姿でリモート報道対応 秋田県幹部職員のウソと大甘処分のワケ

  4. 4

    高市首相が改造人事で払わされる代償…消費減税めぐり麻生副総裁の「要望」を一蹴していた

  5. 5

    高市首相がノー天気「物価高対策」X投稿で“赤っ恥” GDP3期プラスでも個人消費「低迷」の深刻度

  1. 6

    消費税政局なんてありゃしない 誰も高市早苗を引きずり降ろせない歯がゆさと暗澹

  2. 7

    恐怖人事第2幕か…高市首相vs財務省「守護神・片山さつき」めぐってバチバチ

  3. 8

    公認内定取り消しで妻も自殺…高橋茉莉さん実父告発「玉木雄一郎の4つのウソ」──国民民主党代表選スタート

  4. 9

    「終戦の日」も本性ダダ漏れ…高市首相「反省なんかしない」から31年 筋金入りの開き直り史

  5. 10

    漫画家・小林よしのりさん「2600年以上の男系堅持は『カルト』」「この閉塞感を打破する『愛子天皇』への道しかない」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道