高市首相は訪米で対処できるのか? 駄々っ子トランプ大統領↔政治の師・安倍元首相答弁で「板挟み」状態に
国際法上の正当性が絶対条件
つまり米国のイラン攻撃が国際法上「合法」であることが、存立危機事態に基づく自衛隊派遣の絶対条件。安倍答弁を踏み越えて、トランプ大統領の要求に従えば、高市首相は亡き「師」の顔に泥を塗ることになる。
そもそも今回の米国とイスラエルによる攻撃は、国際法違反だ。11年前の国会審議で安倍が例に挙げた「違法な先制攻撃」にあたる。それでも、高市首相は国際法上の評価を避け、日米首脳会談の場で「国際法上の法的な評価について議論するつもりはない」と言ってのけた。
さらに、17日は艦船派遣の検討をめぐり、「ことによっては国会の承認が必要なミッションもある」「その場合はできるだけ幅広く各党各会派の代表に丁寧に話したい」とまで踏み込んだ。
この「国会の事前承認」もまた、安保法審議の安倍答弁につながる。ホルムズ海峡の機雷封鎖による存立危機事態を認定して自衛隊を出動させる際、安倍元首相が原則として「可能な限り追求していく」と打ち出したものだ。
駄々っ子と政治の師との「板挟み」で、高市首相はマトモな判断を下せるのだろうか。
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ただでさえ国家安保や外交に疎い高市首相。“駄々っ子”トランプ大統領にどんな要求をのまされるのか。関連記事【もっと読む】『高市首相の訪米につきまとう「外交オンチ」不安 トランプすり寄り一辺倒なら予算案年度内成立は頓挫必至』…もあわせて読みたい。


















