高市首相「イヤイヤ集中審議」の一部始終…収まらないイライラ、官邸崩壊もチラつき深まる孤立

公開日: 更新日:

「事実と全く異なる」SNSに恨み節を投稿

 それでいて、高市首相はXに次々と投稿。石油化学製品の原料となるナフサの供給不安をめぐり、5日午後1時過ぎに〈昨日の一部報道番組で、ナフサの供給について、「日本は6月には供給が確保できなくなる」との指摘がありました〉と書き出し、ズラズラ理由を並べて〈少なくとも国内需要4ヶ月分を確保しています〉などとポスト。その20分後には審議拒否を否定して〈それにしても、他の事も含めて、最近は事実と全く異なる報道が増え過ぎている事は残念です〉と投稿していた。

「師と仰ぐ安倍元総理側近の今井尚哉内閣官房参与と衝突して首切りに動いたとか、尾崎正直官房副長官から〈わがまま〉と評されていることなども報じられ、総理はかなり気分を害しているようです。得意のSNSで世論を誘導し、悪評を払拭したいのでしょうが、思惑通りにいくのかどうか」(与党関係者)

 ホルムズ海峡の日本関係船舶通過をめぐり、小西氏から「イランとの個別交渉の方針を排除しているように聞こえる。そうでないのであれば、水面下も含めた交渉の有無について説明を」と求められた高市首相はイライラを隠さず、答弁台に資料をバサッと放るような場面もあった。イラン側との首脳会議を模索しているとも言っていたが、どうなるか。

 高市首相が早期成立にこだわった2026年度予算案は結局、年度をまたいで7日の参院本会議で成立する見通し。数の力に驕って議会制民主主義の根幹を揺るがし、この事態にあって仲間に見放される人物を首相にいただくわれわれは残念な国民だ。

  ◇  ◇  ◇

 怒り狂った高市首相が、官邸官僚の「首を切る」と宣言? 関連記事【もっと読む】『高市首相が自衛隊派遣めぐり安倍側近と壮絶バトル→「クビ切り宣言」の恐るべき暴走ぶり “粛清連発”も画策か』…では、高市首相の独善ぶりについて詳しく報じている。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  2. 2

    高市首相が改造人事で払わされる代償…消費減税めぐり麻生副総裁の「要望」を一蹴していた

  3. 3

    働かない高市首相がお盆休み満喫…4日間「終日公邸」おこもり、いよいよ剥がれる“鉄の女”のメッキ

  4. 4

    ラブホで愛人と休憩中にバスローブ姿でリモート報道対応 秋田県幹部職員のウソと大甘処分のワケ

  5. 5

    高市首相がノー天気「物価高対策」X投稿で“赤っ恥” GDP3期プラスでも個人消費「低迷」の深刻度

  1. 6

    公認内定取り消しで妻も自殺…高橋茉莉さん実父告発「玉木雄一郎の4つのウソ」──国民民主党代表選スタート

  2. 7

    消費税政局なんてありゃしない 誰も高市早苗を引きずり降ろせない歯がゆさと暗澹

  3. 8

    恐怖人事第2幕か…高市首相vs財務省「守護神・片山さつき」めぐってバチバチ

  4. 9

    「終戦の日」も本性ダダ漏れ…高市首相「反省なんかしない」から31年 筋金入りの開き直り史

  5. 10

    9.13沖縄県知事選「大東亜戦争」がハレーション…“与ゆ党相乗り”新顔 拭えない右派色、逃げる女性支持

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒