「終戦近づいている」とウクライナ終戦におわすロシア・プーチン大統領の“本気度”

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■「第2のヤルタ会談」構想か

「今年の戦勝記念日のパレードには兵器が登場せず、例年とは様変わり。ウクライナによるドローン攻撃に備えたと説明されていますが、実態はガソリン不足。ミサイルや戦車を運ぶ燃料を惜しんだのです。国際社会による制裁でロシア経済は確実にヘタっている一方、勝ち筋は見えない。国を立て直すには終戦しか選択肢はありませんが、ただ手を引くだけではプーチン氏のメンツが潰れてしまう。体面を保つため、『第2のヤルタ会談』を仕掛けるのではないか」

 第2次世界大戦終結のおよそ半年前、米英ソのトップが集まり、戦後処理について協議した。

「米中ロによるウクライナ版です。実現すれば、ロシアは世界に影響力を及ぼす3巨頭の一角を占めていると国民にアピールできますし、大義になる。G2あるいはG3を志向するトランプ氏にとっても悪くない。台湾問題をアンタッチャブルにできれば、(国家主席の)習近平氏の満足度も高いでしょう。プーチン氏は今月下旬に訪中予定です。習近平氏と会談して米中首脳会談の成果などを聞き、第2のヤルタ構想を持ちかけるものとみています」(中村逸郎氏)

 戦火が消えるに越したことはないが、「法の支配」は後景へ追いやられていく。

  ◇  ◇  ◇

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