「終戦近づいている」とウクライナ終戦におわすロシア・プーチン大統領の“本気度”

公開日: 更新日:

■「第2のヤルタ会談」構想か

「今年の戦勝記念日のパレードには兵器が登場せず、例年とは様変わり。ウクライナによるドローン攻撃に備えたと説明されていますが、実態はガソリン不足。ミサイルや戦車を運ぶ燃料を惜しんだのです。国際社会による制裁でロシア経済は確実にヘタっている一方、勝ち筋は見えない。国を立て直すには終戦しか選択肢はありませんが、ただ手を引くだけではプーチン氏のメンツが潰れてしまう。体面を保つため、『第2のヤルタ会談』を仕掛けるのではないか」

 第2次世界大戦終結のおよそ半年前、米英ソのトップが集まり、戦後処理について協議した。

「米中ロによるウクライナ版です。実現すれば、ロシアは世界に影響力を及ぼす3巨頭の一角を占めていると国民にアピールできますし、大義になる。G2あるいはG3を志向するトランプ氏にとっても悪くない。台湾問題をアンタッチャブルにできれば、(国家主席の)習近平氏の満足度も高いでしょう。プーチン氏は今月下旬に訪中予定です。習近平氏と会談して米中首脳会談の成果などを聞き、第2のヤルタ構想を持ちかけるものとみています」(中村逸郎氏)

 戦火が消えるに越したことはないが、「法の支配」は後景へ追いやられていく。

  ◇  ◇  ◇

 プーチン大統領についての最新ニュースは、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    長崎平和式典で注目 国光文乃外務副大臣の「黒歴史」…高市首相の傲慢ヨソに「非核三原則」堅持明言

  2. 2

    高市首相がキーパーソン片山財務相“切り捨て”画策…内閣改造・党役員人事「もう1つの焦点」に

  3. 3

    高市首相が改造人事で払わされる代償…消費減税めぐり麻生副総裁の「要望」を一蹴していた

  4. 4

    高市首相が長崎被爆者団体に“ガン飛ばし”で大炎上! 会長あいさつ「戦争知らない」に過剰反応?

  5. 5

    ラブホで愛人と休憩中にバスローブ姿でリモート報道対応 秋田県幹部職員のウソと大甘処分のワケ

  1. 6

    高市首相がノー天気「物価高対策」X投稿で“赤っ恥” GDP3期プラスでも個人消費「低迷」の深刻度

  2. 7

    働かない高市首相がお盆休み満喫…4日間「終日公邸」おこもり、いよいよ剥がれる“鉄の女”のメッキ

  3. 8

    自民党新幹事長は有村治子総務会長の横スベリか… 安倍人事をなぞるのが高市人事

  4. 9

    福岡県議会の「政治とカネ」疑惑が拡大 永田町に“飛び火”で自民党議員が戦々恐々

  5. 10

    消費税政局なんてありゃしない 誰も高市早苗を引きずり降ろせない歯がゆさと暗澹

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 2

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  3. 3

    ラブホで愛人と休憩中にバスローブ姿でリモート報道対応 秋田県幹部職員のウソと大甘処分のワケ

  4. 4

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  5. 5

    男子バスケ日本代表に激震、ホーバス監督“解任”の真相…過去には八村塁と確執も 

  1. 6

    日本ハム新庄監督に「自分に甘く他人に厳しい」の特大ブーメラン! “お気持ち表明”も非難轟々

  2. 7

    働かない高市首相がお盆休み満喫…4日間「終日公邸」おこもり、いよいよ剥がれる“鉄の女”のメッキ

  3. 8

    高市首相がノー天気「物価高対策」X投稿で“赤っ恥” GDP3期プラスでも個人消費「低迷」の深刻度

  4. 9

    バツ印「日の丸」に批判殺到でも逮捕できない? 廃止一択“無理筋立法”国旗損壊罪法の限界露呈

  5. 10

    代表復帰の八村塁に過度な期待は禁物か “国際大会に弱いフィジカル”でパフォーマンス振るわず