「指定暴力団」から外れる酒梅組は山口組と合体も? 当局が注視する名門老舗ヤクザの今後

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■構成員は450人から10人に減少

 伝統的博徒として著名な酒梅組は、93年の初指定時には2府4県に組員約450人を抱える大所帯を維持していたが、「取り締まり強化や組員の高齢化で、現在約10人まで減少」。指定見送りは、兵庫県内の暴力団・大日本平和会に初めて行われた97年以来、2度目のレアケースとなる。

 民間業者や一般市民がヤクザと交際しただけで公共事業の入札から排除され、金銭の授受など活動を助長したと見なされると業者も処罰の対象となる「暴排条例」が全国で施行されて15年余り。いまや「常盆」などVシネマでしかお目にかかれぬ隔世の世となり、名門博徒の金看板が廃れゆくことを惜しむ声もある。

 酒梅組の系譜をたどれば、中興の祖である松山庄次郎組長が“日本のドン”山口組の田岡一雄三代目と五分の兄弟分で、その没後も親戚団体として、山口組の後見を受けてきた栄光の歴史がある。

 六代目山口組の分裂後、一時的に神戸山口組側についた時期もあるが、分裂問題の大勢が決して以降ヨリを戻している。

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