石破茂前首相“唯一のレガシー”「防災庁設置法」が静かに成立も期待できないワケ

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「大規模災害時は指揮命令系統の1本化が重要ですが、大臣は防災の専門家ではないし、短期間で交代してしまいます。防災庁設置検討の会議では、専門性を持った『防災監』のような人を置いて指揮すべし、という意見も出たと聞きました」(前出の防災アドバイザー)

 災害の現場となる地方自治体の位置づけもはっきりしていない。

「被災した自治体の首長が現場を最も分かっている。総理が首長に指揮命令権限を与えて、その調整を防災庁が担うような形で、首長が思う存分動けるようにして欲しかった」(災害を経験した自治体の元首長)

 発災後についても、復旧・復興はどうしてもインフラ整備などハード部門の国交省を中心に組み立てられるが、「災害関連死の多さなどを考えると、健康面のケアが重要で、厚労省も絡むべきだと思います」(前出の元首長)。

 箱はできても魂はこれから。唯一のレガシーなんだから、総理を辞めても石破氏は防災庁を育てる責任がある。

  ◇  ◇  ◇

 高市政権の暴走、デタラメぶりについては、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

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