高市首相2カ月ぶり党首討論「嘘と居直り」のデタラメ60分…国民民主に猫なで声、公明には高圧
中傷動画拡散疑惑には「身に覚えのないことを追及され大変心外」
2番手で立った中道改革連合の小川淳也代表は完全にやり込められた。ペーパーに目を落とす高市首相に対し、「読み物を読まれていることは残念だ。自分の言葉でダイレクトにお答えいただきたい。ライブ感あるやりとりにご協力をいただきたい」とチクリとやり、中傷動画拡散疑惑への対応を「国会は都合のいいことを聞いてくれる場ではない」と指摘したまでは良かった。
しかし、減らず口の高市首相に「(小川)ご自身もメモを見ていられました」「内閣総理大臣としての答弁でございますから、ここはできるだけ正確にということでメモを用意してまいりました」と返され、委員会室は爆笑の渦。勢いづいた高市首相は「国会からお呼びがあれば国会に来て答弁をいたしており、答弁書も自分でしっかりペンを入れて懸命に誠実に答弁している」と従来の主張を繰り返し、「全く身に覚えのないことを追及され、大変心外だ」と例の調子で居直った。
高市首相の地金が最も出たのは、公明党の竹谷とし子代表とのやりとりだ。円安物価高への手だてなどを求めた。すると高市首相は、持病の関節リウマチで痛めているという右手をぶんぶん振り回しながら、「高市円安かどうかわかりませんけれども、今やらなきゃいけないのは国際競争力を徹底的に強化し、供給力を強くすること」などと持論を展開。「強い経済をつくるための挑戦を続けさせて下さい」と論点をズラした。遡ること9カ月前、公明から三くだり半を突きつけられ、首相就任が危ぶまれた恨みは骨髄まで徹しているのがよく分かる。
高市首相は女扱いされることに喜びを感じるタイプと見受けられる。ここはジェンダーフリーに「キングオブ嘘つき」と呼びたい。
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