高額療養費引き上げに反対殺到! 怒りの「パブコメ5000件超」高市政権ガン無視の非情
ところが、厚労省の回答は塩対応そのもの。「制度の持続可能の確保」と「長期療養者や低所得者へのセーフティネット機能の強化」という、これまで繰り返してきた型通りの“官僚答弁”を並べ、〈ご理解いただけますと幸いです〉を連発。意見を聞いただけで「見直しの修正」には一切応じないのだから、民意を聞いたふりに過ぎない。
さらに見過ごせないのは、見直しに伴う保険料の負担軽減効果を“盛ってる”ことだ。厚労省はパブコメに〈月額数百円となります〉と明記しているが、上野賢一郎厚労相は今年3月の衆院予算委員会で「高額療養費の見直しでは年1400円、1カ月120円の減少」とハッキリ答弁している。月額数百円と月額120円では与える印象が違う。
一体、この差は何なのか。
厚労省に尋ねると、「加入している保険者によって異なるため、(パブコメの回答には)ある程度、幅を持たせた」とのこと。ここだけ大臣答弁をトレースせず、わざわざ「数百円」と言い換えているあたり、やることがセコい。
ただ、“親分”の振る舞いの方がひどい。高額療養費の上限引き上げについて、高市首相は昨年の総裁選時に反対を表明し、当時は野党だった日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)も「反対の立場」と明言していた。それが今では、何事もなかったように患者負担増に邁進しているのだ。


















