消費税減税法案「衆院スピード通過」の裏にチラつく高市首相“答弁トンズラ作戦”画策の無責任
強行すれば参院でドツボ
高市首相の意向を受けてか、与党は最短コースで減税法案の衆院通過を画策中。わずか20時間程度の審議時間を想定しているようだ。しかし、国民生活への影響が大きい消費税については、過去100時間を超える審議が行われたこともあるし、軽減税率を導入した時でも34時間審議した。今回は消費税初の減税のうえ、併せて導入される給付は、減税のような2年間の時限ではなく恒久的な制度だ。スピード審議で採決とは「数の驕り」も甚だしい。
20時間では高市首相の委員会出席は期待できない。与党の言い分はこうだ。
「高市総理は本会議に出席して答弁した。あれだけで十分、野党に配慮した。委員会では片山財務相が答弁する。総理を出す理由はない」(与党国対関係者)
ま、そのために首相の国会出席を減らしたがっていた村井国対委員長を抜擢したわけだから、高市首相は“トンズラ一直線”なのだろうが、少数与党の参院ではスピード審議とはいかない。
既に、立憲民主党の斎藤国対委員長が消費税法案を審議する特別委員会の設置を要求し、委員会質疑も首相出席が必要と与党側に伝えた。財政金融委員会なら片山が答弁を担うが、特別委なら他の大臣も呼べる。もちろん首相もだ。
先の国会でも皇室典範改正は、与党が多数の衆院では議院運営委員会で審議されたが、参院は特別委を設置した。
「衆院でスピード審議を強行すれば、与党が協力を頼みにする国民民主党や公明党の態度が硬化するでしょう。参院ではかなり譲歩を求められ、高市首相も逃げられなくなるかもしれません」(政界関係者)
国会答弁を嫌がるなんて、ホント、フザけた首相だ。
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消費税減税めぐる高市首相のブレブレ答弁にマーケットは困惑するばかりだ。関連記事【もっと読む】『「国債発行」すんのかい、せんのかい! 消費税減税の“財源迷走”にマーケット大困惑』で詳しく報じている。


















