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空から390億円 輸送機破損で“金の延べ棒”大量落下の珍事

 ロシア・シベリアのヤクーツク飛行場で15日午後、離陸中の貨物機の機体下部が破損し、搭載してしていた金やプラチナなどの延べ棒の一部が滑走路にまき散らかされる“珍事”が起きた。

 15日付の地元英字紙ザ・サイベリアン・タイムズ(電子版)などによると、事故を起こしたのは、カナダのキンロス・ゴールド社が株式を75%所有する半官半民企業の輸送機AN-12。金やプラチナなど約9・3トン、総額約210億ルーブル(約387億円)相当を搭載していた。

 同機はクラスノヤルスクに向かう予定だったが、ヤクーツク北西26キロのマガン空港に緊急着陸。たどり着くまでに機体の破片なども地上に落下したが、幸い負傷者などは出なかった。

 貴重な貨物が全て落下したかどうかは明らかになっていないが、当局はすぐに滑走路を閉鎖し、これまでに金の延べ棒172本、3・4トンを回収。ヤクーツク空港で離陸作業などを行った地上作業員の身柄を拘束し、事情聴取しているという。動画などで機体の破損状態をみた専門家の1人は「金は見た目より重い。積載限界量を超えて貨物を積んだのではないか」との見方を示した。

 写真は同紙がユーチューブに投稿した動画のひとコマ。滑走路一面に金の延べ棒が散らばるさまは、なかなか壮観だ。ヤクーツクからマガン空港の間では、地元住人による“宝探し”が始まるかも?

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