伊藤博敏
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伊藤博敏ジャーナリスト

これも国策捜査? 前川氏が率いた文科省に鉄槌下したのか

公開日: 更新日:

「公判でどんなに頑張って主張しても、結局、横並びの報道にしかならないんですね」

 こう肩を落とすのは、収賄罪に問われ、8月22日、検察側が懲役1年6月を求刑した文部科学省・元国際統括官の川端和明被告である。検察側は論告で医療コンサルタントの谷口浩司被告に「積極的に便宜を図った」と指摘。これに対して弁護側は「特別な便宜は図っていない。飲食を賄賂とするにはムリがある」と無罪を主張した。

 川端被告は30分に及ぶ最終陳述を行い、会食の事実は認め、深い反省の弁は述べたものの、「賄賂と思って飲食したことは一度もない」と、そこは強く否定した。

 川端被告の陳述は、反省の裏に文科省を狙い撃ちにした検察捜査や、そう主導した官邸への不満をにじませるもので、聞き応えがあった。だが、検察と価値観を共有する新聞・テレビの司法マスコミは、被告の断罪による一罰百戒を自らの役割と心得ており、被告の弁明には耳を傾けない。

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