修業先の古刹に放火し自ら消防に通報…28歳僧侶見習いの呆れた犯行動機

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 調べに対し、「人生のすべてが嫌になった。読経や生活指導で僧侶から叱られ、警策で背中を叩かれたり、頭を平手打ちにされた。修行に対する指導のあり方や自分に課される修行の量が、他の修行僧より多く感じて不満があった」と話しているという。

 円通寺は九州四大名刹のひとつで、僧侶見習が座禅修行を行う全国に4カ所しかない臨済宗南禅寺派の「専門道場」だ。全焼した本堂は1884年に建てられた。寺は伊万里城山の麓にあり、1871年、明治政府による廃藩置県で「佐賀県」になる前は、「伊万里県」の仮県庁舎が置かれていた。

「円通寺は本格的な禅の修行道場として厳しい修行が行われることで知られています。修行の内容はお経を読んだり、鐘を打ったり、寺院の掃除や事務作業です。森は自分に与えられた仕事量が他の修行僧より多く、その分、叱られたと不満を漏らしていた。ただ本当のところは分からず、本人が勝手にそう思い込んでいたのかもしれない。延焼を免れたのは禅堂など2カ所のみ。全焼した本堂には仏像をはじめ、かなりの文化財があり、相当な損失額になるはずです」(前出の捜査事情通)

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